採用担当からみたフィリピン留学

先日、某有名企業の人事部で働く友達と話した内容について書きたいと思います。今回は超日本的な話になるので、日本で働くことを考えていない人の参考にはならないと思います。一方、フィリピン留学後に日本での再就職を考えている方にとっては興味深いテーマだと思います。拙い文章で恐縮ですが、読み進めていただけたら幸いです。

ちなみにですが、友達のプロフィールは以下の通りです。

30代半ば、メーカー勤務、転職経験なし。今流行りの「グローバル人材を求める社風」を持った会社です。新卒・キャリア採用の第一線で活躍。留学経験者の採用経験も多数あり。

「フィリピン留学」という経歴

まず、「フィリピン留学」という経験について。残念ながら、日本社会でフィリピン留学は浸透していません。「え、何でフィリピン?」と思う方がほとんどとのこと。知識のある方でも、「格安な語学研修」くらいの認識です。それに加えて、短期数ヶ月の留学のため、担当によっては逆にネガティブに捉えられてしまうこともあるようです。

「企業が求める人材」は、与えられた環境で成果を出せる人間です。フィリピン留学は語学留学と認識されているため、採用面接でアピールをするなら留学を通して身につけた「英語力」を見える形で成果をアピールをすることが一番です。(スコアで目に見える形がベストです。通常英会話やビジネス英会話では材料として弱いですが、実務経験とうまく絡めて学んだことをアピールすれば一定の判断材料になるそうです)

フィリピン留学をするなら、

話をした友人だけの考えかもしれませんが、採用担当は「語学留学は英語レベルを上げる為だけのもの」と認識しているそうです。留学先での経験は二の次です。いかに短い期間で、ネイティヴレベルまでとはいかないものの、業務で使える英語のレベルに仕上げてくるかを語学留学期待しているそうです。(高校・大学等の正規留学の話はまた別です)

英語を勉強しに行っているのは英語力が伸びているのは当たり前。留学にまで行って「英語がそこそこ」というのは、プラスの材料にはなりません。

留学は期待値を上げる

留学に対してイメージするものが、そのまま採用担当の期待になります。「語学堪能」「グローバル思考」「バイタリティ」等。正直な話、留学をした人には高いを期待してしまうそうです。また、日本社会から外れた経験もあるため、何のために留学をしたかという問いに対する切り返しも、大きな判断材料になるそうです。「目的を見つけるための留学」という言葉がありますが、日本的な企業の採用者から言えば、好ましいものではないようです。

まとめ

あくまで友人の一意見ですが、共感できる方も多くいらっしゃると思います。単に通訳・翻訳のスキルが必要なだけであれば、会社はわざわざ人を雇いません。代行業者に依頼すれば済む話です。脅しではありませんが(笑)、留学をするならば、その先のステップについてもイメージを膨らませて欲しいと思います。留学前に興味のある業界や分野の求人を予め調べておくのも一つの方法だと思います。